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水戸徳川家の上屋敷内の庭で、初代藩主・頼房が着手、二代・光圀が完成させました。回遊式築山泉水庭園で、随所に中国的趣向を凝らしています。「後楽園」の名は、『岳陽楼…

喜之床に間借りしていた石川啄木が、夜勤の帰りに通った坂で、湯島天満宮前に啄木が詠んだ歌を刻んだ碑があります。

関口台地の南斜面、神田川沿いに広がる東西に細長い公園。川沿いにソメイヨシノが植えられており、春は多くの花見客で賑わいます。藤棚のあるテラスや重量感のある石が配さ…

五代将軍・綱吉が、生母・桂昌院の願いで1681年に建てた祈願寺で、後に、武運長久を祈る将軍家の祈願寺となりました。本堂は元禄期の建築工芸の粋を結集したと言われて…

1919年、「豊島園」の創始者の実業家・藤田好三郎によって造られた邸宅。旧安田財閥の創始者・安田善次郎の女婿・善四郎が買取、現在は公益財団法人日本ナショナルトラ…

森鷗外が1922年に亡くなるまでの30年間を過ごした場所で、2階の書斎から品川沖が見えたことから、「観潮楼」と名付けられました。鷗外はここで「青年」や「雁」など…

加賀藩支藩の大聖寺藩の屋敷跡。その後、政治家・品川弥二郎の邸宅となり、1889年、実業家・須藤吉左衛門が買取。1933年、東京市に寄付されました。高さ約10mの…

約170mの住宅街の中の坂道で、坂上に浄心寺があったため、この名がつきました。また坂下には、八百屋お七の墓（円乗寺）があります。

江戸時代、上総久留里藩主・黒田豊前守の下屋敷があった場所で、明治期に山縣有朋の邸宅が建てられました。もともと椿が多く自生していた土地であったことから、椿山荘と名…

根津神社の前を通る坂道です。本郷通りから根津谷への便を考えて作られた新しい坂のため、その名がつきました。

江戸時代末期に、熊本藩主・細川家の下屋敷だった場所にあり、台地の起伏を活かし、立体的眺望を持った見事な池泉回遊式庭園です。大正時代に建てられ、細川家の学問所とし…

江戸時代の俳人・松尾芭蕉が、1677年から3年間暮らした場所。二度目の江戸入りの後、神田上水の改修工事に携わり、この地にあった水番屋「龍隠庵」に住んだとされてい…