創立70周年記念式典及び祝賀会開催のご報告
去る6月25日(火)17時30分より、東京ドームホテル「シンシア」におきまして、文京区観光協会創立70周年記念式典
及び祝賀会が開催されました。成澤文京区長はじめ96名のご参加をいただき、盛況のうちに祝典・祝宴が行われました。
長岡会長挨拶
成澤区長祝辞
功労者表彰式(対象者:白井元副会長、渡辺元監事、押見前副会長、杉田前副会長、高村 達氏、小森谷元副会長=欠席)
退任理事記念品・花束贈呈(押見前副会長、杉田前副会長、西村前副会長、中村前副会長)
記念講演(VTR放映、湯島天満宮 押見守康宮司)
乾杯(新井副会長)
新任理事紹介(佐佐木副会長、清水副会長、伊勢副会長、綾小路副会長=欠席)
余興(JAZZ演奏、尚美ミュージックカレッジ専門学校様)
記念品紹介(高橋工房様)
余興(江戸太神楽、花仙様)
中締め(小能副会長)
司会(西村前副会長・平賀<事務局>)
<長岡会長挨拶(抜粋)>
本日はご多用の中、文京区観光協会の創立70周年式典及び祝賀会に、成澤文京区長、白石文京区議会議長、鈴木隼人衆議院議員、鈴木庸介衆議院議員をはじめ、多くのご来賓の皆さま、大勢の会員の皆さまにご臨席を賜り、誠にありがとうございます。
文京区観光協会は、昭和29年、1954年に創立され、創立以来、歴代会長をはじめ、多くの役員の皆さまのご努力や、会員の皆さまのご協力、また文京区及び関係諸団体の皆さまのご指導、ご支援により、70年という長きに亘り活動を続けることができました。そしてこのように盛大な形で創立70周年を迎えられることが出来ましたこと、心より厚く御礼を申し上げます。
この70年間、観光事業を取り巻く社会・経済環境は決して順風満帆ではなかったと思います。高度成長期からバブル期、そしてバブル崩壊、東日本大震災、リーマンショック、コロナ禍と様々な出来事がありました。その時々の環境に対応し、区や関係諸団体のご支援を得ながら、会員の皆さまのご協力の下、観光協会として出来うる最大限の活動を続け、事業を継続いただいた諸先輩の皆様方にもこの場をお借りし、改めて感謝申し上げたいと思います。
2020年初頭から3年半続いた新型コロナウイルス感染症も昨年5月に感染症法上の分類が5類へ移行されたことにより、観光業界は急速に回復して参りました。コロナ禍当初は、人の往来が制限され、全ての催しが中止や縮小となり、区内の観光施設に留まらず、街全体が廃墟にでもなってしまったかのように、活気を失った姿に絶望感すら抱きましたが、昨年後半からは徐々に回復が見られ、今年に入り、文京区を代表するイベントである「文京花の五大まつり」が5年ぶりに全て開催されるようになり、ようやく街はその賑わいをほぼ完全に近い形で取り戻していると実感しております。
文京区は、治安がよく、学校や病院などのインフラが充実していることから、大変住みやすい街、という良いイメージが定着しておりますが、ここにいらっしゃる皆さまはご存じのように、文京区には数多くの歴史遺産や観光資源があり、非常に魅力的な街であります。
観光協会は、この文京区の魅力を多くの人たちに認知いただくため、観光ガイドマップの製作、街歩き観光ガイド事業や観光写真コンクールの実施、ネット上での発信や自主イベントの開催等、様々な活動を続けてまいりました。
この夏にはナイトタイムエコノミーの一環として、最近益々増加している訪日観光客を取り込むきっかけとするべく、シビックセンター25Fの展望ラウンジを利用した「スカイビューラウンジバー」を復活いたします。
また、街の観光資源を未来に繋ぐ取り組みとして、「まつりの街 文京プロジェクト」を昨年より区と協働で3年に亘り推進しております。1年目の昨年は「まつりを知る・楽しむ」、今年は「まつりを学ぶ」をテーマに探検クイズラリーなどのイベントを実施して、主要な祭りの将来の担い手を育てていく活動を行っております。
コロナ禍が一段落した今だからこそ、様々な施策を区並びに会員の皆さまと協働し、文京区の魅力をさらに増大させ、一人でも多くの方々に訪れていただけるよう、尽力して参りたいと考えております。
結びになりますが、これまで多くの皆さまからいただきましたご支援・ご協力に改めて感謝申し上げるとともに、更なる文京区の観光振興・発展に寄与できますよう、皆さまのより一層のご指導・ご支援・ご協力を切にお願い申し上げ、挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。
以 上