権現造りの華麗な社殿根津神社F-4
6代将軍綱豊(家宣)が生まれた地。根津神社はその産土神(守り神)となり、1706年に綱吉によって現在地に社殿が造営。権現造りの見事な姿を残す建築で、重要文化財に指定されています。春、境内には3,000株あまりのつつじが咲き誇ります。
鷗外資料の収蔵数日本一文京区立森鷗外記念館(観潮楼跡)F-3
鷗外が後半生の30年間を過ごしたこの地に、2012年、森鷗外記念館が開館。2階から東京湾が臨めたことから観潮楼と称し、「青年」「雁」等数々の名作を執筆した場所です。記念館では自筆の原稿や書簡のほか、観潮楼正門の門柱跡や「三人冗語の石」も見られます。
森鷗外記念館
- 千駄木1-23-4
- TEL03-3824-5511
高さ6メートルの大観音を拝む光源寺E-3
駒込大観音(おおがんのん)は奈良の長谷観音の写しの十一面観音。元禄年間に創建されましたが東京大空襲で焼失、1993年に再建されたお像です。境内の野梅の巨木とともに「梅の大観音」として知られています。
光源寺
- 向丘2-38-22
- TEL03-3821-1188
お七の情熱に手を合わせる八百屋お七の墓(円乗寺)E-4
1682年江戸の大火で家が焼け、その避難中に寺小姓佐兵衛と恋仲になったお七。やがて家が再建されて戻った後、お七は佐兵衛会いたさに放火をし、火あぶりの刑に処せられました。文学・歌舞伎・落語などの題材に取り上げられたことで有名になりました。
あじさいの名所白山神社E-3
天暦年間(947〜957年)に加賀一宮白山神社から現在の本郷1丁目の地に勧請。後に巣鴨原(現在の小石川植物園内)に移り、その後1655年、綱吉が5代将軍職につく前、屋敷の造営のために現在地に移り、栄えました。梅雨の季節にはあじさいの名所としても有名です。
白山神社
- 白山5-31-26
- TEL03-3811-6568
往時を偲ぶ経蔵を拝む吉祥寺E-2
元は水道橋の際にあったが、明暦の大火(1657年)で被災し、現在の地に移りました。関東における曹洞宗の宗門随一の栴壇林(修行所)がおかれ多くの学僧が学びました。第二次大戦で大半が焼け、山門と経蔵だけが往時をしのばせています。
吉祥寺
- 本駒込3-19-17
- TEL03-3823-2010
「駒込のお富士さん」で富士塚を見る富士神社E-2
1573年、本郷村の名主が現在の東京大学の地に駿河の富士浅間社を勧請し、その後1628年、この地に移されました。拝殿は富士山に見立てた山の上にあり、富士信仰の拠点の一つ。6月末から7月初の山開きは露店が出て賑わいます。
富士神社
- 本駒込5-7-20
- TEL03-3823-7894
大名庭園で憩いのひととき六義園E-2
1695年、5代将軍綱吉の側用人であった柳沢吉保が綱吉から賜わった地に下屋敷を造り、そこに造営した庭園。「詩経」の六義から、その園名が付けられています。江戸大名庭園の代表的なものとして特別名勝に指定されています。
六義園
- 本駒込6-16-3
- TEL03-3941-2222
駒込
所要時間:徒歩約1時間
※表記散歩時間は目安です。
※見学時間は含まれていません。